今日は定休日ですが、ブッシュ打ち換えと錆対策の検討をしてみます。先日、CP9Aリアデフマウント打ち換えをした時、デフサポートアームが錆々になってるのが気になって、何かよい対処ができないか考えていました。アルミ製のヘッドや鍛造アーム等は重曹ブラストをかけると表面の汚れや腐食がきれいに取り除けるのですが、ブラストメディアを工夫したりいろいろ試してみたけど鋳物など鉄素材は固すぎてうまく落とせないのです。正攻法でいくなら、サンドブラストなんだけど、設備が大掛かりになりスペースをとるし、ブラスト後の砂の除去が思いのほか大変です。

デフサポートアームの錆対策

検討用にCT9Aの中古リアデフサポートを用意。

デフサポートアームの錆

古くなってきたり、沿岸部や積雪地帯の車両ではこんな感じでサポートアームが錆びてしまいます。錆びているのは表面だけでさしあたって強度上の問題はないのですが、腐食がもっと進んで赤錆だらけになるのは気分的によくありません。

デフサポートアームの錆落とし

そこで原始的にワイヤーブラシでの錆落としにトライしたのがこの画像。ツールの工夫とコツをつかめば、予想していたより簡単にできました。

デフサポートアームの錆落とし

一通り、錆を落としたら、プラサフ吹いて・・・

デフサポートアームの錆落とし

高耐久ペイントすればこの通り。今回はシンプルな形だったので、錆落としがすんなりできました。形状がもっと複雑な場合用にいろいろなタイプやサイズのワイヤーブラシを用意して、どうしても完全に錆が取り除けない箇所は錆転換剤を併用すれば、きちんと錆対策ができそうです。

デフマウントブッシュ交換

あとはブッシュを打ち換えれば、いい感じですね。

アルミアームには重曹ブラスト、スチールアームはワイヤーブラシで錆落としをして防錆&高耐久ペイントして、ブッシュ打ち換えをすれば自分的に満足のいく作業ができそう。

あとは時間的な制約をどうするか・・・。

錆落とし→錆転換処理→プラサフ→高耐久ペイントの手順を踏むと、3回の乾燥タイムが必要になり、特に錆転換剤は最低3~4時間、完全乾燥に24時間かかるのがネック。

それから、作業工程追加による工賃アップもオーナーさんにとっては切実な問題です。

CT9Aランエボは予備のアームをストックして、事前に一連の作業をやっておいてお待たせ時間を短縮。予備アームのない車種はお預かり作業にするか・・・。そしてオーナーさんの希望や車両の状態にあわせて、普通にブッシュ打ち換えコースと、ブッシュ打ち換え+錆落とし&高耐久ペイントコースをメニュー化すればよさそう。

お預かり作業用に代車を復活させるかな・・・。