ランエボのブーストアップを考える
ライトチューンの定番メニューとも言えるブーストアップ。HRSでのチューンでも ブーストアップ+サイバーエボECUチューン が人気ナンバー1となっています。さてひとことでブーストアップといっても、ブーストコントローラーを つけただけの単純なものから、HRSの筑波タイムアタックカー のように考えられることを全て注ぎ込んだ究極のブーストアップ(これはもうブーストアップとは言えないかな 笑)までいろいろ。 パイピングやエキマニ、ハイカムなどなどさまざまなチューンパーツを組み合わせることでさまざまな仕様が考えられます。 で、このページではランエボのブーストアップについて書きつづってみたいと思います。
まずはノーマル状態の現状把握ということでインジェクターや燃料ポンプほかの一覧表 にしてみました(うろ覚えでまとめたので間違っていたらごめんなさい)。 インジェクターや燃料ポンプの変遷は表の通りです。ノーマルのポンプハーネスは エボ6までは細いラインだったものがエボ6TMEからは別系統の太いタイプに 変わっています。また、雑誌メディアやインターネットでもよく話題になるように エボ5からはエアフロセンサーの能力が上がった大容量タイプが採用されています。 エボ1からエボ7までエボリューションを繰り返す中、各パーツもハイチューンに 耐えられるようにスペックアップされているのがよくわかりますね。 改めて見てみるとエボ4はエボ1〜3前期モデルからエボ5〜6TME後期モデルで 玉成されていく過程での過渡期モデルなんだなぁということが見て取れて、 エボ4オーナーの自分は複雑な気分です。
| INJ容量 | 燃料ポンプ容量 | ポンプハーネス | エアフロ | |
| ランエボ7〜9MR | 560cc | 150L/h | 強化タイプ | 大容量タイプ |
| ランエボ6TME | 560cc | 150L/h | 強化タイプ | 大容量タイプ |
| ランエボ6 | 560cc | 150L/h | ノーマル | 大容量タイプ |
| ランエボ5 | 560cc | 120L/h | ノーマル | 大容量タイプ |
| ランエボ4 | 510cc | 110L/h | ノーマル | 中容量タイプ |
| ランエボ3 | 510cc | 100L/h | ノーマル | − |
| ランエボ2 | 510cc | 100L/h | ノーマル | − |
| ランエボ1 | 510cc | 80L/h | ノーマル | − |
気を取り直してこのスペックについてもう少し考えてみましょう。エボ6〜エボ9 までのインジェクター&燃料ポンプ容量は共通です。ブースト1.3kまででしたら、 ポンプハーネスをバッテリー直結の強化タイプに変更すれば安全マージンを確保したまま ブーストアップが可能です。しかもエボ6TME以降はノーマルでも強化タイプの ハーネスが採用されているためコンディションがよければハーネス強化も やらなくてもいいかもしれません。この点に関してはノーマルのHi/Low切り替え方式 が安定した燃圧供給の妨げになるという面もありバッテリー直結にした方が安心です。 こんな理由からHRSではあえてハーネス強化を推奨しています。
また更にブーストをあげて1.5kまでかける場合は燃料ポンプの強化が必須。 HRSではパワーエンタプライズやSARDの大容量燃料ポンプを使っています。 ここからハイカムや高効率のエキマニを組むなどのチューンを進めると インジェクター容量も不足する領域となり、インジェクターの容量UPも 視野に入ってきます。当然のことながらポンプやインジェクターを変えた場合、 ECUセッティングはセットで考えて下さい
エボ5はインジェクター容量がエボ6以降と共通ながら、燃料ポンプ容量が 不足するため、チューン仕様やかけるブーストによってエボ6〜9のノーマルポンプを 流用したり、社外ポンプに交換するなど、上記エボ6TME〜エボ9に準じた処置を 行って下さい。
エボ4は、例のセミ鍛造ピストンに爆弾を抱えている状態のため、エンジンノーマル のままでは1.0〜1.2kまで。特に1.1k以上はリスキーな状態と考えるべきでしょう。 エンジン本体側の対策を済ませれば、ブースト1.3〜1.5kも対応可能となります。 この場合のインジェクター・ポンプ・ハーネスなどは上記エボ5〜7に準じることになります。 あわせてエアフロをエボ5以降の大容量タイプに交換する、ECUも処理能力の上がった エボ5〜6TMEを流用することでエボ4の隠れた潜在能力を引き出すことができます。 インジェクター・ポンプ、エアフロ、エボ5以降のECUへの変更にはコンピューターセッティングが 必須と考えて下さい。CyberEVO HRSエディションなら実力&実績ナンバー1。 サイバーエボ&HRSの高度なセッティングの切れ味を味わって見てください。
エボ1〜3でかけられるブーストは1.0〜1.2k(これも仕様によりますが) といったところですから、インジェクター容量はノーマルのままでよいとして、燃料ポンプ については容量がぎりぎりか足りない状態と言えます。これはエボ4〜9各モデルの ノーマルポンプを強化品として流用すればよいです。エボ4〜9はポンプ交換する人が 多く、個人売買等でもノーマルポンプが安価で流通しています。前期型エボオーナーに とってはおいしい流用チューンであるといえるでしょう。
こうやって考えると最新モデルから旧モデルまでパーツをうまく流用したり、 適切なチューンを施すことで他車種では考えられないハイブーストかけることが できるのがランエボの速さの秘密と言えるのかもしれません。 ひとまずブーストアップ考察のファーストステップはこれにて終了。 次回はハイカムやエキマニ、その他のブーストアップ周辺チューンについて 考えてみたいと思います。−つづく−
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チューニングSHOPって、怖そうとか、いじってある車じゃないと行きにくいとか、敷居が高いイメージみたい。量販店は気兼ねなく入れるけれど、SHOPに行くのは覚悟というか勇気が必要って思ってる人 多いですね。確かに一見さんお断りみたいなお店もあるのですが、フレンドリーで気さくなところも実はいっぱい。チューニングはもちろん普段のメンテナンスや車検もOKってところも多いので、まずはオイル交換とかでSHOPに行ってみてはどうでしょう? いろいろなお店をまわってみて、オーナーの人柄やお店の雰囲気・作業などをみて、自分と相性の良いお店を見つけると車趣味生活をより楽しむことができると思います。
以上、HRSからの提案でした。



