4G63エンジンのピストン棚落ち
ランエボ4までに搭載の4G63エンジンではピストン棚落ちがメジャーな トラブルのひとつです。該当車種では峠道やサーキットをハードに走ったり、 ハイブーストでパワーを上げた場合、棚落ちのリスクを認識しておく必要 があるでしょう。(※ランエボ5以降は対策が施され、エンジンの耐久性 は格段に向上しています)
ピストン棚落ちとは
ランエボの4G63エンジンの場合、主にピストンのセカンドランド部分にクラックが入り、 ピストンの一部が欠落してしまうことがあります。このことを、ピストン棚落ちと呼びます。 ピストンの棚落ちトラブルが発生したエンジンでは、正常な圧縮が維持できなくなり パワーダウンやアイドリング不良の発生、ハイブースト時にオイルレベルゲージや オイルフィラーキャップからのオイル漏れ(オイルを吹いてしまう)などの症状が現れます。
但し、4G63エンジンは棚落ちしていても、ハイブーストさえかけなければ 特に普通に乗る分には問題なく走れてしまうことが多く、ディーラー等のプロのメカニック でも棚落ちの判断は難しいものです。(一般ユーザーの中には棚落ちに気付かず、普通に 走り回っている人もいらっしゃると思います)
棚落ちの判断のために、コンプレッションを計ると言いますが、棚落ちしている エンジンのコンプレッションを調べると、気筒毎にバラツキはあるものの数値自体は 既定値内に収まっていることが多く、参考程度にしかなりません。コンプレッションは 普段からエンジンが正常なうちに計っておいて、数値変化を比較する という方法が有効と思いま。す
こんな状況で棚落ちの判断は難しいので、ランエボに精通した信頼のおけるSHOPや ディーラーに相談することをおすすめします。
1.棚落ちしてしまったピストン 2.ヘッド外観 日頃のメンテナンスをしっかりしているため良好です 3.エンジンブロック エンジンの異常に気付き、すぐに対処したため シリンダー内壁に傷もなく、軽い症状で済みました。 |
4G63エンジン ピストン棚落ちの対策
ランエボ4までのモデルでトラブルが多かったためか ランエボ5以降のノーマルピストンは棚落ち対策が施され、 トラブルは解消されています。またランエボは新しいモデルが 出るたびに、ピストンの改良が進んでいます。エンジンOHの 際にこれら新しいモデルのピストンを流用することで、根本的な 対策になり、安心してパワーアップを図ることができます。
またOHはしないまでも、棚落ちの未然防止としては
- ブーストを上げすぎない
- オイルや冷却水の管理をしっかりする
- ブーストアップ仕様の場合は燃料系やECUセッティングを施す
- オーバーレブで燃料カットをあてない。
などエンジンに極端な負担をかけないようにいたわった運転を心がけて下さい
総括 良いコンディションを保つために
棚落ち防止だけにとどまらず全般的に言えることですが、
- よいオイルを適正なサイクルで交換する等、メンテナンスをしっかりする。
- 信頼のおけるなじみのSHOPを作って普段からコンディションの把握するとともに、万一調子が悪くなったと感じたら無理せずすみやかに愛車を見せ、適正な処置を施す。
ということが大切です。
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チューニングSHOPって、怖そうとか、いじってある車じゃないと行きにくいとか、 敷居が高いイメージみたい。量販店は気兼ねなく入れるけれど、SHOPに行くのは覚悟 というか勇気が必要って思ってる人 多いですね。確かに一見さんお断りみたいなお店 もあるのですが、フレンドリーで気さくなところも実はいっぱい。 チューニングはもちろん普段のメンテナンスや車検もOKってところも多いので、 まずはオイル交換とかでSHOPに行ってみてはどうでしょう? いろいろなお店を まわってみて、オーナーの人柄やお店の雰囲気・作業などをみて、自分と相性の良いお店 を見つけると車趣味生活をより楽しむことができると思います。





