ラジエターホースを切らずボルトオン装着

エボ 水温センサーフィッティング

純正パーツを加工して作っている ランエボ 水温センサー フィッティング。地味によく売れてます。一般的に、水温計を追加で取り付ける時には、ラジエターホースを切って中間にかませるタイプのセンサーアダプターを使いますが、経年変化でホースバンドの締め付けが弱まって、切断部分からクーラント漏れをおこす心配があります。このセンサーフィッティングなら ホースを切らず、ボルトオンで水温センサーを確実に取り付けることができます。

ランエボ 水温センサーフィッティング

単純に下穴あけて、ねじ切りしてるだけに見えるかもしれませんが、ガレージHRSではセンサーを締めこんだ時にも割れにくくなるようにひと手間加えて加工してます。

ランエボ 水温センサーフィッティング

センサーボスに流用するリブの余分な部分をカット。切断面をベルトサンダーで整えて、角部は面取りします。(すこしめんどいけど、ちょっとした工夫でより良いものが作れるならその手間を惜しまないように心がけてます)

※割れにくいように作ってはいますが、強く締めこみすぎると割れてしまうので、作業の際は気をつけてくださいね。

HRSコラム

がんばれ三菱! 純正パーツの定価販売は勘弁して

ベストカー 2017/8/10号

それにしても、僕が何年もお店を休んでいる間に、三菱純正パーツの供給状況が様変わりしていてびっくり!

ガレージHRSを再開して久しぶりに純正パーツを頼んだら、とんでもない値段に上がっていたり(当初は15万円位だったチタンタービン、なんと40万円近くになってました!もうちょっと足したら、ゲート仕様のタービンが買えちゃいます!)、更に仕入れ価格という概念がなくなっていて、お店が純正パーツを手配しても普通に定価販売、仮に値引きがあっても数%だけとか、商売の根幹を揺るがすような事態になってました。

チューニングSHOPでは取り扱いアイテムの主体はチューニングパーツですからまだいいかもしれないけど、純正パーツで一般整備をする町中の整備工場にとっては死活問題ではないかと思ってしまいます。ランエボやパジェロ等かつての人気モデルはなくなり、今では日産自動車の傘下に入った三菱自動車、従来からの流通形態を維持できず、そうせざるを得ないほど追い込まれているということなんでしょうけど、元気なころの三菱自動車を知る自分としては寂しい限りです。

クルマを愛して大切するユーザーがいて、いいクルマを生み出す自動車メーカーがあって、普段のメンテナンスやチューニングなど、車生活をサポートする工場やガレージがあって、それぞれが結びつきながらよい形で機能して健全に活動を継続できてこそ、クルマ文化も盛り上がって業界全体が元気になっていきます。純正パーツに仕入れ価格がないなんて、正常とは思えません(←大事なことなのでしつこく書きます)

ランエボ11(ベストカーより)

折りしも先月、三菱の益子CEOがランエボ復活について発言されたことが大きなニュースになりました。正直、今すぐは難しくても業績が回復して体力がついた暁にはランエボを復活して欲しいです。そしてその前に、街中のチューニングSHOPや整備工場のためにも、純正パーツの供給状況をなんとかしてください。

がんばれ!三菱自動車、それから純正パーツの定価販売は勘弁して(切実)