ランエボ AYCキャンセルLSD

高性能 電子制御4WDのランエボですが、AYCポンプの故障が悩みの種。

ポンプ故障の場合、中古ポンプを探すか、新品交換するしかなく、新品ポンプは25万円オーバー、交換工賃を含めると30万円コースの修理代になり、ランエボオーナーにとって頭の痛い問題です。そこで選択肢のひとつとして、耐久性に弱点のあるAYCを諦めてオーソドックスな機械式LSDへの変更を提案します。

AYC車両用 クスコのTYPE-RS LSD(通称AYCキャンセルデフ)を用いる場合、通常はAYCポンプやAYC機構を残しますが、HRS独自の加工を施し、デフ内のAYC機構とAYCポンプ&リザーバータンク一式を取り除くスペシャルメニューです。

今回メニューのメリットは
・AYCキャンセルLSD使用時、その構造上ギヤオイル容量が少なくなりますが、デフケース内のAYC機構を取り除き、AYC室を通常のギヤオイル室として使用することにより、デフオイル容量を2倍以上に拡大、デフオイル及びデフのライフを大幅に伸ばします。
・AYCキャンセルにより不要となるAYC機構とAYCポンプを取り除くことで、9kg以上の軽量化を実現します。軽量化というとグラム単位での地道な作業となるなかで、いっきに9kgものウェイトダウンはスポーツ性能向上に大きなメリットです。
・仮にAYCポンプを交換したとしても、ポンプ故障の心配はついてまわり、故障のたびに多額の出費になりますが、オーソドックスな機械式LSDへの変更によりポンプ故障の呪縛から解放されます。

CN9A/CP9A ランエボ4~6 GSR向け AYCキャンセルLSD スペシャルメニュー

クスコTYPE-RS LSD(AYCキャンセルデフ) 組み込み
AYC機構、AYCポンプ・AYCリザーバータンク一式 除去
リアデフケース スペシャル加工(ギヤオイル容量拡大)
超高性能ギヤオイル HRS ProSPEC 85W140 使用

225000円 (税別)※トミマキネン用 -7000円

※CT9A ランエボ7~9 AYC仕様車でも 同じ様な機械式LSD化作業可能です。(AYCはキャンセルしますが、ポンプは残してACDは生かすようにしています)

AYCの耐久性にお悩みのランエボ4~6 オーナーの皆様、この機会に機械式LSDへの変更を検討されてはいかがでしょうか?