NBロードスター納車整備

皆様こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

本日はこちらのNBロードスターの納車整備をしました。
内容はタイヤ、油脂類、冷却水の交換です。

タイヤは、TOYOさんのスタンダードモデルをチョイス。
今現在当店にタイヤチェンジャーが納品待ちで無い為、近隣のタイヤ屋さんに交換をお願いしました。

お次に各油脂類の交換をしていきますので、エンジンオイル、ミッションオイル、リアデフオイルを抜いていきますが、ここで注意点です。ミッション、リアデフ、トランスファーなどの駆動部のオイルを交換する際は先にフィラー部がきちんと緩むことを確認してからオイルを抜き取ります。万が一オイルを抜き取った後にフィラー部が錆や腐食で外せなくオイルを注入できないといった事を防ぐためです。オイルは当社HRSオリジナルの比較的固めのものをチョイス。こういった小排気量のスポーツモデルのお車は普通のお車に比べてエンジンをよく回して乗られることが多いので、柔いものより、気持ち固めの製品を入れておくと本来の性能を発揮できますし、各駆動部の痛みも少なく安心です。

お次にパワステオイルを交換していきます。こちらに関してはなぜか交換されていないお車が非常に多くそれが原因でハンドルを切った際に異音や振動が発生するパターンが多いので、ハンドルの操作感に違和感を感じたらまずはオイル漏れが無いか、無かったら全量交換してみることをお勧めします。交換するだけでステアリングの動きが非常に滑らかになり、快適に運転できるようになりますよ。

ブレーキフルードも交換しますが、こちらも同様の事がいえます。交換を長い間していないと、オイルが劣化してしまい、キャリパーのピストンの動きが鈍くなりブレーキ性能の低下に繋がりますので、目安としては2年に1回の交換をお勧めします。

後は冷却水を全量交換して納車整備完了です。

やはり、お車の良いコンディションを長く保つには最低限の油脂類の交換は必須だと思いますので、こちらのロードスターも納車されてからも各メンテナンスは定期的にしていきたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。