新車から既に20年以上が経過する CT9A ランエボ、点火系性能アップと電装品の経年劣化対策を兼ねて ダイレクトイグニッション化を行いました
HKSさんをはじめ国内外のメーカーからダイレクトイグニッションキットが製品化されていますが、高価なのが悩みのタネ。今回は オーナー様と相談して、コストも抑えられるBFM製 ダイレクトイグニッションをチョイス
純正で 1-4番、2-3番シリンダーの同時点火方式が採用されているランエボ、ほんとうはダイレクトイグニッションとあわせて、シーケンシャル点火にしてあげるのがおすすめです。将来的に HALTECHなどのフルコン化も考えているので、シーケンシャル点火への変更はその時に手をつけようということにしました。(フルコン導入の際にも今回のキットはそのまま使えます)
ダイレクトイグニッションの特徴
ダイレクトイグニッションは、各プラグの上にコイルを配置し、プラグコード不要で点火する方式で、電圧ロスが少なく、強力で安定した火花で高効率な燃焼を実現。エンジンのパワーアップ・レスポンスアップの効果があります
- 強力で安定した点火: プラグコードが不要なため、高電圧がプラグまでロスなく届き、強力で安定した火花(マルチスパークの場合も)を飛ばせる。
- 燃焼効率の向上: 確実な着火と燃焼促進により、パワー・トルクアップ、燃費向上、有害物質(CO/HC)の低減に貢献する。
- レスポンス向上・振動低減: 燃焼が安定し、速くなることでエンジンのレスポンスが向上し、振動が減少する。
- ノイズ抑制: プラグコードによる電波ノイズの発生を防ぎ、オーディオやECUへの影響も軽減できる。
ダイレクトイグニッションの留意事項
コイルがエンジン上部に配置される構造上、熱の影響を受けやすい点を注意してください。またダイレクトイグニッション化とあわせて、プラズマダイレクトやハイスパークイグニッションコイルなどの点火性能強化やマルチスパークを実現するアプローチもありますが、その分プラグの消耗が早まるため、コイルやスパークプラグを適切なサイクルで交換することをおすすめします。また点火系仕様によっては要求電力がシビアになり、バッテリーなどの見直しが必要になる場合があることも留意してください
参考事例(みんカラ) NB6C ロードスター ダイレクトイグニッション化
良い混合気、良い圧縮、良い火花。エンジンの3大要素ってことで、点火系強化を画策♪ チューニングパーツを探してみたのだけど残念ながらどのメーカーもラインアップなかったため、他車種のコイルを流用して、ダイレクトイグニッション化を試してみました
※ 下記リンクは みんカラサイトへジャンプします
「NB6C B6-ZE ダイレクトイグニッション化 その後」へ
「ハイスパークイグニション ノイズリダクションターミナル」へ
※記事作成の一部にAIアシスタントを利用しています。





